1ST ROUND NAGOYAから1週間。
場所を日本の中心名古屋からアジア最北端の大都市札幌に。
この時期の札幌は現地タクシーの運転手さんも
「最高な季節」と太鼓判を押す過ごし易さ満開なイベントシーズン。
7/7の札幌もこれに漏れず最高の天気となりました。
それでは本題。
この2ND ROUND SAPPOROから内野、北山、田中と430メンバーが参戦。
1ST ROUND NAGOYAのチャンピオン森崎弘也と
昨年の大阪、六本木の覇者内野洋平をシードとして配置し、
2ND ROUNDの予選はトライアングルバトルとなりました。
予選Aグループ
石田真也、木場慎一、森永智和
今回の札幌は盛り上がりました。
そのきっかけを作ったのがこの男、地元札幌からの参戦石田真也。
公開練習時間等は調子が悪く見え、またおにぎりを米一粒づつ食べる等、
明らかに緊張している面持ちでした。
が、
くじ引きにより予選Aグループの1発目に登場と
決まった辺りから気合いが感じられるようになり、
本番ではのっけからフルスロットルでホーム状態の会場に火をつけてくれました。
かっこよかったです。
神戸から参戦ロシアもこの日は調子が良く、
安定したコンビネーションで強さを誇示。
大阪のモリチはいつもハイリスクな戦い方。
決まればモリチで間違い無し。
地元VS関西勢の予選Aグループはロシアが勝ち抜け、
決勝でシードのKINGと対戦する事となった。
毎回カードはくじ引きにて決定するのですが、
今回程気持ち良く組み合わせが決まった事はないのでは?
と思わせる予選Bグループの面々。
田中光太郎、北山努、荒井幸太郎と東京は池袋の直系がずらり。
こんなカードの戦い見た事無い。
し、これからも当分無い。
のではと。
この男の現れる所曇り空無しの田中光太郎は今回も健在。
やはり知名度の高い田中。
登場のみで既に盛り上がりまくっておりました。
ライディングもキレキレで先輩の威厳を見せつけておりました。
優勝候補の一角である北山努
の独創性はBMXを知らない人からも「カッコいい」と感じられる様で、
ツトムのメイクに対する観客の願望を感じる反応でした。
そのツトムの更に後輩となる荒井幸太郎のウィップラッシュのインパクトも面白く、
決めれば2人の先輩を、という戦いでした。
ジャッジからの結果もなかなか来ず、
難しいジャッジとなった予選Bグループでした。
勝ち上がったのは田中光太郎。
準決勝第二試合で内野洋平と対戦する事となりました。
この日すぐ近くの会場でREDBULLのイベントも行われており、
空には283(ツバサ)の飛行機雲。
駅前という立地に加え隣はサッポロビアガーデン。
週末の快晴を楽しむ地元の方々で賑わいを見せました。
準決勝からは日本の竜と馬の最強戦力Wチャンピオン二人の登場。
やはり世界王者の格は本物でそれが会場にも伝わっておりました。
準決勝第一試合
ロシアvsKING森崎。
ロシアのゆっくりと且つ色気のあるスイッチはテンポも気持ちよく、
後に話したダンサーの一人にロシアのスタイルが一番好きだと言わせる格好良さ。
コンボを重ねKINGに戦いを挑む。
しかしKINGはKING。
1発1発が強烈すぎて正直エグイほどに。。
先週名古屋に続き調子を保つ森崎が決勝進出となりました。
準決勝第二試合
田中vs内野 コンビ対決。
後輩達を抑え準決勝に上がって来た田中を待ち受けるのは
いつもコンビを組んでパフォーマンスをする
これまた田中の教え子、現世界チャンピオンの内野洋平。
この日内野は別会場のREDBULLのイベントにも出演しており、
既にあったまっている状態で登場。
田中の好調を更に上回る絶好調の動きを見せる。
内野の動きの独創性は完全に地球上最高であり、また完成度も信じられない程高く、
且つ攻める姿勢は完全にリアルにタフネスで、
この内野がエースであると感じさせられる戦いでした。
KINGとの対戦はウッチーとなりました。
準決勝からそのまま決勝となり二人の体力も残りわずかな状態。
特にこの日REDBULLからの長丁場であるウッチーの体力が気になる所。
2連覇を狙うKING、
1ST ROUNDを不在とし登場一発目で優勝を手にしたいウッチー。
両者一歩も引かずの決勝らしい戦い。
両者ぶつけ合いのにらみ合いでのラスト5秒でKINGのターン。
ここがチャンスだとKINGは勝負に出る。
テールウィップからの超ハードコンボをこのラストのターンで決め、
会場は完全に盛り上がりきりました。
結果、
2連覇のKINGを皆で囲む事となりました。
さすがのKING。
腕には1ST,2ND両方のチャンピオンG-SHOCKが。
来週のREAL TOUGHNESS 3RD ROUND OSAKA、
KINGの勢いを誰か止めれるのか。
それとも関西勢が活躍となるのか。
非常に楽しみです。
DJ NAOYA君ありがとう。
札幌最高すぎます!
皆さんありがとうございます。